大阪府,  関西建築

松原市民図書館ーMARU。architecture

2021年2月23日 /
松原市民図書館に行ってきました！池に面していて外観もかなりインパクトがあります。大阪に多く点在する古墳が超人工物なのにまるで自然のものと思ってしまっていることから、超人工物を作り、それが自然のものに感じられるような設計をしたそう。
中は1F2F3Fと屋上があります。完全に階が区切られているのではなくそれぞれの階から他の階が見え、開放的です。自習室もありますが小さな照明のある前の開けた自習スペースのほうが魅力的です。池に面した自習スペースもあり、あまり写真はとれていませんが、水、光を窓を通して感じれます。その他に気づいたこととして、照明や冷暖房が天井に埋め込まれているのにも気づきました。隠すことで集中しやすくフラットな空間になります。
本棚の高さは揃えられていて、天井にかけておおきな空間があるのがこの図書館のポイント。自分の手の届く範囲以上の高さに本があってもとりにくいですし、ただのデザインになってしまいます。右側の写真は３階に向かう階段にあった窓から撮った写真です。１階が透けて見えるだけで空間が豊かに見えます。
ここは３階の子供のスペース。こどものスケールにあわせているように感じます。
コンクリートの壁の間から、光と自然を感じれるのは素敵です。全体的に機能的でオシャレな図書館でした！

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