タイ,  

メークロン市場inタイ

タイのメークロン市場に行ってきました。知ってる人はテレビでみたことあるかも。

サムット・ソンクラーム県メークローン駅近くには、現役で使用している線路脇に野菜や果物などの商店が所狭しとひしめき合う鉄道市場があります。別名タラート・ロム・フッブ=傘をたたむ市場(ตลาดร่มหุบ)。その名の通り、線路脇で商売をする人たちは、メークローンとバーンレーム間を往来する列車が行き交う時(1日8回)に、店のテントやパラソルをたたんで列車を除け、列車が通り過ぎると再びテントやパラソルを広げて商売を再開します。

メークローン鉄道市場(タラート・ロム・フッブ) | 【公式】タイ国政府観光庁 (thailandtravel.or.jp)

上記のように、電車が通らないときは線路の中にまで侵入して、市場を展開している。普通の人ならこんなこと危ないし、めんどくさいし、なんでするのだろうと不思議に思う。

この駅は元々は私鉄駅だったそうですが、第二次世界大戦後にタイ鉄道が国営化されたのを契機に、線路脇の国有地に貧困層が無許可で家を建て、商売を始めるようになりました。複雑な事情もあり、この国有地に無許可で住む人たちを強制撤去させるのは国としても簡単ではないようです。

2019年11月 | バンコック駐在員事務所 | 海外拠点レポート | 広島銀行 (hirogin.co.jp)

調べてみると貧困層の人が場所を求めて無許可で始めたそう。でも普通はスラム化で人も寄り付かない場所になりそうなのに、逆にその景色が観光名所になるのは面白いことである。実際、このメークロン市場にいる7割は観光客だった。観光客により、貧困層の収入が増えるのであれば、それはいいことである。

歩いてみると実際10~20分くらい歩くとメークロン市場の端までいくことができる。8時30分に通り過ぎる電車を見に行ったが、人が多すぎて、驚いた。

タイらしさは貧困層によってうまれた工夫が表に出ることによって見えてくる。

ตลาดแม่กลอง แม่กลอง Mueang Samut Songkhram District, Samut Songkhram 75000 タイ

メークローン市場 – Google マップ

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